2011.07

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ニュース

十勝の隣の白糠町にもメガソーラー構想

新聞などの報道によりますと、
十勝の隣の白糠町(しらぬかちょう)にもメガソーラー構想が練られているそうです。

道新や勝毎、共同通信などの記事をまとめると、
ユーラスエナジーホールディングス(東京電力が60%出資する発電事業会社)が、北海道白糠町に出力約2万1000キロワットの太陽光発電所の建設を検討しているそうです。

建設場所は白糠町釧白工業団地の約46ヘクタールの敷地を予定していて、土地を所有する中小企業基盤整備機構とユーラスエナジーホールディングスが協議を始めているそうです。

ユーラスエナジーホールディングスは、元トーメンの商社である豊田通商が残り40%を出資している会社で、既に国内海外でも大型の風力発電所を建設したり、韓国の太陽光発電事業を買収した実績があるようです。

海外を視野にした専門会社も、太陽光発電での道東エリアの優位性を認めているようですね。

ユーラスエナジーホールディングス

http://www.eurus-energy.com/
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2011.07

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ニュース

十勝毎日新聞で紹介されました

7月26日(火)の十勝毎日新聞に、『太陽光発電 高まる関心』の見出しで、十勝の家電店が販売を強化している事を伝える記事が掲載されました。

記事では、各家電店が太陽光発電の売り場を広げたり、展示を行っているなどの紹介に合わせ、
当社のホームページ「ソーラーとかち」が『専用HPで情報発信』の小見出しで紹介されています。

ぜひ、ご覧下さい。
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2011.07

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ニュース

JA浜中町のメガソーラーを見てきました!

太陽光発電の分野で日本で最も先進的な農協は、北海道厚岸郡の『JA浜中町』だと断言できるかもしれません。

元々、新規就農者への取り組みなどで有名なJAでしたが、今年の5月、酪農家105戸に合計で1.05MW(メガソーラーです!)の太陽光発電システムを導入、稼働をスタートしました。このような大規模な太陽光発電システム導入は、農業分野において国内初だそうです。

【朝日新聞記事:2011年07月12日】
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001107120005

そこで早速、7月21日に現地へ行って見てきました。

写真は、浜中町の就農者研修牧場。全105機のうちの1機の太陽光発電システムがここに設置されていました。
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農業施設として補助金を受けているので、住宅用で一般的な10kW未満でなく、10kWのシステムです。
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これから独立を目指す若い家族が住んでいるので、牧場内は子供たちの遊び場です。
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全国注目のメガソーラーシステムも、子供たちにとってはジャングルジムですね。
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JA浜中町の石橋組合長が案内をしてくださいました。

品質の優れたクリーンな牛乳を生産するには、クリーンな環境が大事とのお話でした。
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環境最優先のクリーンな太陽エネルギーで、浜中町の牛乳は搾乳されています。
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周辺はヨーロッパの様な牧草地帯です。JA浜中町の全農家が酪農を営んでいます。
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国道を走ると、メガソーラーを構成する太陽光発電システムが目につきます。
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ここにも。
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ここにも。
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ここにも。
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JA浜中町の酪農技術センターを見学しました。ここにも太陽光発電システムが設置されています。

駐まっているのはミルクローリーです(十勝の方ならご承知でしょうが)
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技術センターの開設は1981年。先進過ぎて、当時は画期的な出来事だったそうです。
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建物は開設当時のままですが、中身は近代化しています。
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1台数千万円のデンマーク製検査機器。牛乳を検査することで牛の体調が判るそうです。
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牛乳のトレーサビリティを全国に先駆けて確立したのがJA浜中町だそうです。データベースの画面で牛一頭一頭の詳細な履歴が管理されていました。
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大学の研究室の様な雰囲気です。牛の置物がかわいいですね。
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JA浜中町の本部事務所では、LED照明が導入されていました。
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JA浜中町の本部事務所に隣接するタカナシ乳業の北海道工場を見学しました。
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タカナシ乳業は1982年に高品質な牛乳を求めて浜中町に進出し、現在は年間で22万トン(!)の牛乳を扱っているそうです。
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案内をしてくださった齊藤工場長。厳重な品質管理のお話です。

意外だったのが『官能検査』というのがあり、数人の検査パネラーの『鼻で検査』して、ひとりでも?と感じたら、その牛乳の出荷は取り止められるそうです。
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JA浜中町のクリーンな生乳とタカナシ北海道工場の技術のコンビネーションで勝ち取った自慢の製品が高級ブランド『ハーゲンダッツ』。沖縄を含めて日本中で売られている全てのハーゲンダッツは、ここ浜中の牛乳から生産されています。

太陽光発電システムで造られたクリーンな牛乳が、ハーゲンダッツのおいしさの秘密なんですね。
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2011.07

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ニュース

帯広競馬場にメガソーラー実験プラント

帯広競馬場にメガソーラーの実験プラントを設置するプロジェクトが進んでいます。

7月13日にソフトバンクの孫社長が発表して、テレビや新聞で広く報道されていますが、

今までに明らかにされた内容を、まとめてみました。

■ソフトバンク孫社長が全国の知事に呼びかけて「自然エネルギー協議会」を設立しました

7月13日に全国35の道府県が参加して初総会を秋田市内で開催しました。北海道の高橋はるみ知事も出席したこの会で、孫社長が
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『ソフトバンクが手始めとして、北海道帯広市に太陽光発電パネルを設置するなど全国10数カ所に太陽光や風力、地熱の各メーカーの自然エネルギー発電機器を設置し、発電効率やコストのデータを調べる実験プラントを年内から着工することを明らかにした。』(by産経新聞)

『事務局長に就いた孫社長は総会後の記者会見で、太陽光発電の実証実験設備を北海道帯広市に年内に建設する計画を明らかにした。』(by読売新聞)

『実験プラントは、帯広市内の「帯広競馬場」の敷地内に建設し、シャープなど太陽光パネルメーカーの製品を集め、変換効率やコストなどのデータを収集して事業開始に備える。孫社長は「太陽光のさまざまなメーカーに参加してもらって、それを今後広めていくメガソーラーや屋根の上のソーラーの実験データに用いる」と説明した。』(byロイター)

■米沢帯広市長は積極的に誘致に取り組んでいるようです

『日照時間の長さや周辺自治体と一体となった取り組みなど、メガソーラーに関する十勝・帯広地域の優位性をPRしてきた帯広市の米沢則寿市長は「十勝・帯広地域の優位性が認められたものと考えており、うれしく思う。メガソーラーをぜひ十勝地域で展開していただけるよう、今後も働きかけていく」とのコメントを発表した。』(by朝日新聞)

■十勝毎日新聞の図説付きニュース

ソフトバンク 帯広競馬場にメガソーラー実験プラント

http://www.tokachi.co.jp/news/201107/20110714-0009776.php

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