成立した再生エネルギー法とは?
26日に『再生エネルギー特別措置法』が成立しました。
簡単に、どんな法律なのかをまとめてみると、
来年7月から『太陽光、風力などでつくった電気の全量買い取りを電力会社に義務付け』る法律です。
つまり、今までは、『発電して、使って余った(余剰の)電気だけ』買い取りすればいい』法律でした。
そのため、日本各地で事業として大規模なメガソーラーを建設するプロジェクトが動き出しているのです。
ただし、全量買い取り義務の対象は、個人の住宅に設置の太陽光発電システムは含まれません。
ですので、既に、また、これから設置の住宅の太陽光発電システムの売電方法に変更はありません。
ところが、もう1点、大事な部分があります。
再生エネルギー法によって割高に買い取るためのコストは、今後、使用者に転嫁され、電気代が値上がりします。
このことで、太陽光発電システムを設置した経済的メリットがより大きくなるのです。